Tuesday, November 5, 2019

Stars Hollow (US) / Thirds (PH) Japan Tour 2020


アメリカの若手トゥインクルエモ筆頭 Stars Hollow、フィリピンからエモ/インディーロック最注目株 Thirds 2020年2月来日決定!全6日間のツアー日程のうち4日間には東京・吉祥寺を拠点に活動するエモバンド falls が帯同します。

Nothing Feels Real presents
Stars Hollow / Thirds Japan Tour 2020 with falls *
お問い合わせ/チケット予約 (Inquiries): nothingfeelsrealtbh@gmail.com
*Stars Hollow及びThirdsに関する紹介はページ下部へ

2/6(木) Tokyo @ Shinjuku Nine Spices
Stars Hollow (US) / Thirds (PH) / The Wisely Brothers / SaToA 
Open / Start 18:30 / 19:00, Adv ¥2,800 / Door ¥3,300
Tickets: e+ / nothingfeelsrealtbh@gmail.com


今回来日するStars HollowもThirdsも3ピースで、後者は3名とも女性メンバーということで、全6日間のツアー日程のうち1日でいいので "女性バンドに特化した日を作って” ”それが3ピースだったら尚のこと素晴らしいな” などと思案して企画した日程。The Wisely Brothers、SaToAの両バンドとも本意図にぴったりとハマり、Stars Hollowはもちろん、Thirdsとの共鳴度合い抜群だと思っているので、どんな化学反応を起こすのか非常に楽しみな初日。どちらも鬱屈した日常を、足掻いても足掻いてもなかなかうまく前進しないのっぴきならない日々を、等身大にポップでキャッチーに描いた楽曲を多く持つバンドだと認識していて、各バンドについて特筆すれば、The Wisely Brothersは一言では言い表せないような感情や苦しみ悲しみの中に一筋の光をもたらすような、どこか悲哀感を持ちながらも前進することを恐れずに立ち向かう力強さを具現化していると思っていて、SaToAは一言で形容するなら至極純朴で憂鬱なインディポップというのが相応しく、気怠さを全身にまといながら、パンク感にもインディロック感にも似たポップスを和な趣をふんだんにまぶした”ゆるさ”の中に”たくましさ”が見え隠れしている、いずれのバンドも非常に魅力に満ちた2バンドだと思います。日本の小さなインディシーンの中でもさまざまなジャンル・シーンを股にかけて活動されている両バンドなので、今ツアーに絡められて非常に嬉しいです。今回さらにこの共演を面白いものにすべく、会場ナインスパイスのステージを使わずにフロアで、かつ100人限定でこちら開催致します。確実に間違いない日になると思うのでとくと刮目してください。



2/7(金) Yokohama @ Tennocho Studio Olive *
Stars Hollow (US) / Thirds (PH) / falls / Morethan / heliotrope
Open / Start 19:30 / 20:00, ¥2,500
Tickets: nothingfeelsrealtbh@gmail.com

ツアー2日目は横浜のメロディック御大Morethanによる企画。この日から東京を日本を代表するトゥインクルエモ/パンクfallsがツアーに合流、企画のMorethanの他に、mynameis...やSZKN等のメンバーで構成されるheliotropeというこれぞ横浜という感じの最高に痺れるラインナップ。
fallsはStars Hollowを招聘することが決まってすぐに彼らを呼ぶなら日本からもfallsを呼ぶしかないと奮起しお声がけをさせて頂き、二つ返事で快諾頂いて6日間のツアーのうち4日間に帯同して頂くこととなりました。個人的には今日本でこれほどまで世界水準のエモを鳴らしているバンドはfalls以外いないと言っても過言ではないと思っていて、2019年初頭には東南アジアツアーを敢行、もうエモ界隈の来日公演で彼らの名前を見ないことはないと言うほどに、ひっぱりだこの彼ら。その最たる魅力はいわゆるエモリバイバル的な系譜を踏みながらもパンクやメロディック、ハードコアからの影響を色濃く出しながら、いい意味で聞くものの予想を裏切り続ける癖のある凝りに凝った展開が多用される中、これら多分に溢れる要素を全てキャッチーに仕上げる圧倒的構成力とバンドとしての推進力の高さにあると思います。Morethanは、疾走感×合唱×しゃがれ声メロディックとでも形容したい至高のメロディックパンクを鳴らし、USメロディックに日本人の粋な味をちょっと肉付けしたような音に、巧みに緩急を織り交ぜ、あまりに爽快に邁進する図太くタイトな演奏と音にも人間性にもキャッチーなその在り方が完全に最高なバンド。まもなく新しい音源も発表してくれるはずなので、2020年もっともっと認知され話題となってくれることを心から祈っています。また、heliotropeは、個人的にも大好きなのでMorethanにお願いしてお誘い頂いたのですが、これにはheliotropeの猫田ねたこさんが現在ーボード・ボーカルを取っておられるJyochoをThirdsのみんなが大好きだということも背景にあって、それであればThirdsとより親和性の高いheliotropeと交わる機会を作ってあげたいなということで実現した共演です。ギターレスのキーボード・ベース・ドラムという少し特異な体制ながら、優しく囁きかけるようなボーカルが繊細かつ力強いリズム隊に載り、派手さはないのにそっと寄り添う音が異常な心地よさを孕む最高のバンドなので、確実にThirdsと絶妙な化学反応を魅せてくれること請け合い。このラインナップが見れるなら割と遠出してでも見る価値は存分にあると思うので、横浜でも是非臆せず足を運んでください。当日は20時から遅めのスタートで2会場にて進行します。お見逃しなく。


2/8(土) Osaka @ Namba Music Bar 845 *
Stars Hollow (US) / Thirds (PH) / falls / salt of life / Diskover
Open / Start 18:00 / 18:30, ¥2,500
Tickets: nothingfeelsrealtbh@gmail.com / saltoflife.kyoto@gmail.com

ツアー3日目は大阪にて極上バーニングメロディック筆頭salt of lifeに仕切って頂きます。salt of lifeはI Excuse~Browntrout~Spray Paint的な系譜の初期衝動爆発系のぶっちぎりの激渋メロディックに清涼感を孕む繊細なコードワークにキャッチーさが過ぎるメロディーラインをなぞるような単音フレーズを織り交ぜ熱量たっぷりにダイナミックに、鬼シンガロングよろしくな大合唱パートも搭載しつつで蒼さと甘酢感盛り込み系で本当に "日本のメロディックパンクとは” がこれでもかと詰まった最高のバンドです。これ以上洗練されすぎてもダメで、これより粗削りでもダメで、針に糸を通すようなこれしかない絶妙な塩梅で滾る瑞々しい至高のメロディック。DiskoverはPajamin Distroや企画Yellowknifeで知られるナオさん率いる女性ボーカルのラフメロディックパンクを奏でLast One Standingやshe luv itのメンバーなども含む豪華編成に、CigarettemanやPear of the Westを彷彿とさせながらUSメロディックからの影響もちりばめどこか儚さにも似た淡さを搭載した最高のメロディックを聞かせてくれるバンドで、ここでも新宿や横浜と同様にフロアでのお客さんとゼロ距離でのライブとなるので冬に灼熱必死の環境でメロディックとエモが最高の塩梅で交錯しあう環境にぜひとも酔いしれて頂けたら嬉しいです。



2/9(日) Nagoya @ Kanayama Brazil Coffee *
Stars Hollow (US) / Thirds (PH) / falls / Fireplay / good luck with your fun
Open / Start 17:00 / 17:30, ¥2,800 / ¥3,300
Tickets: e+ / nothingfeelsrealtbh@gmail.com



ツアー4日目は名古屋は金山ブラジルコーヒーというカフェ兼ライブスペースにてgood luck with your funとFireplayを招いて開催。good luck with your funは、CSTVTやSnowing直系なエモリバイバルサウンドにLattermanやRVIVR的な疾走渋メロディックとを掛け合わせたような至極キャッチーなメロディーラインを軸に変拍子な展開を多用し伸びやかなボーカルが乗っかる孤高なスタイルで個人的には過小評価されすぎているめちゃめちゃイケてるエモバンドだと思っています。さらにこの日は大阪から激烈メロディック艦隊Fireplayが襲来、、90年代後期から00年代初期のUSエモと2010年代のモダンなメロディック感、さらに日本人のキャッチーなメロディセンスが絶妙に調和した、渋さ壮大さを孕みながらしっかり泥臭くてパンクで煮え切らない感情の溢れが生み出す熱量と等身大さが至高。手前味噌ながらエモ/インディロックバンドの来日ツアーの名古屋編でこうしたメンツを集められて嬉しい限り、間違いなく最高な日になることは確定していると言っても過言ではないですが、このカフェというシチュエーションがここにどういったエッセンスを加えてくるか、そのあたりも非常に楽しみです。


2/10(月) Tokyo - Kichijoji Daydream
Stars Hollow (US) / Thirds (PH) / Haiki / せだい / Summerman
Open / Start 18:30 / 19:00, ¥2,800 / ¥3,300
Tickets: e+ / nothingfeelsrealtbh@gmail.com

ツアー5日目、セミファイナルとなるこの日は平均弱冠25歳と若いStars Hollowに合わせ新世代エモバンドをぶつけたく試行錯誤した日程。HaikiはTiny Moving Parts直系なマスロック/トゥインクルエモサウンドにエモリバイバル全盛後のTopshelf Records~Triple Crown Records系統の壮大めなエモサウンドも搭載、そこに等身大で和テイスト盛り盛りな歌が載るありそうでなかった独創性に満ちてて非常に染みる音。Stars Hollowとの親和性抜群で、歌い回しだったりメロディの載せ方だったりに違いこそあれど、共鳴する点が非常に多いと思うので、Stars Hollowの面々がHaikiに対してどんな反応を魅せるか、大きく言えば新世代エモ対決とも言えるこの共演を是非目撃して頂きたいです。せだいは、Sunny Day Real Estate~Christie Front Drive的な系譜の音で胸を締め付けるような郷愁感に似た哀愁と目まぐるしくうごめく日々の感情との葛藤を日本エモ的な解釈を載せて紡がれる音が特徴的で、ひとたび見ると虜になってしまいそうな非常に爆発力を兼ね備えていそうな音色を奏でているので、こちらもどういったライブを魅せてくれるか楽しみです。なお、個人的にせだいのことはつい最近まで存じ上げず、アメリカの友人数人が口々に話題にしていることから知った逆輸入的感覚すらあるバンドです。さらにこの日は吉祥寺周辺のエモ・パンク界隈にはお馴染み、Summermanも出演します。Pavement, Superchunk, Teenage FanclubにDowsing, The Sidekicksなどメロディックとエモ、インディロックを完全に最高の塩梅で混ぜ合わせ日本人の情緒をぶち込んだ最高の音、セミファイナルを華麗に、泥臭く彩ってくれること間違いなし。
2/11(火・祝) Tokyo @ Ebisu Kata *
Stars Hollow (US) / Thirds (PH) / falls / offseason / sans visage
Open / Start 18:30 / 19:00, ¥2,800 / ¥3,300
Tickets: e+ / nothingfeelsrealtbh@gmail.com

ツアー最終日は、恵比寿Liquidroomの2階にあるKATAというアートスペースにて、沖縄から至福のトゥインクルエモoffseasonとその名を世界に知らしめる東京激情sans visageが華を添えてくれます。offseasonは沖縄を日本のエモシーンを代表する最高のエモリバイバルサウンドでAlgernon Cadwallader直系のサウンドで、彼らの特徴はその飛び跳ねたくなるような多幸感に満ちたメロディと狙ってもなかなか出せない味の染みた超絶妙な "しょぼさ"。エモというと憂鬱さがまず先に出てきてしまうものですが、彼らはエモを悲壮感や葛藤を形にするものではなく終始FUNな空気感をまとい届けてくれます。キャッチーでリズミカルな展開と緩急も交えながら、こんなにもライブを見るだけで笑顔になれるバンドを自分は他に知りません。こんなにお客さんを巻き込んで幸せをまき散らすバンドを知りません、日本が誇るエモの一つの完成形だと思っています。ぜひその素晴らしさ・ライブの楽しさを彼らを通じて体感してほしいなと思います。sans visageは、2017年にはオーストラリアツアー2019年には東南アジアツアー/中国ツアーを敢行し、今世界で最も知られた日本の現行バンドの一つ。Sed Non Satiata直系のユーロ激情基盤にEngine Downを思わせる繊細さ緊張感を和の解釈といなたさで表現した、場数感異常なタイトな演奏でバキバキに喰らわせてくれること請け合い。洗練された音の中に等身大さ泥臭さが見え隠れするところが何とも愛くるしい、非常にパンクなバンド。これをアートスペースという開けた空間で、エモ第5世代を引っ張るStars Hollowとアジアンエモシーンの超新星Thirdsと東京エモ代表fallsのツアー千秋楽として行えるのは非常に企画者冥利に尽きます。エモが好きという方には是非とも見逃して頂きたくない、最高の一夜になること請け合いです。



Stars Hollow (Facebook / Twitter / Instagram
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アメリカのStars Hollowは、アイオワ出身の3ピースでTwinkle Emo - Midwest Emoを基盤とした新世代エモバンド。現行USエモシーンでは新世代エモムーブメントが起こりかけている真っ只中で、その先頭を走る代表格の一つが彼らStars Hollow。
2000年代後半から2010年代中期にかけて、Algernon Cadwallader/Snowing周辺から世界的な盛り上がりを見せた "エモリバイバル" ムーブメントに熱狂し、次々に頭角を表すバンド達の奏でる音に、その流行に、魅せられ没頭した人は多いはず。そんなエモリバイバルの最盛期ど真ん中に淡い青春時代を過ごしていた若人たちが成人してバンドを結成、その後再びシーンが再燃し始めている、それが昨今のUSひいては世界のエモシーンの動きと言っても過言ではないはず。
このStars Hollowを筆頭に、Origami AngelMacsealCommander SalamandarMichael Cera PalisPerspective, a Lovely Hand to HoldGood Sleepyなど、目覚ましいほど次々に現れる粒揃いで勢いのあるバンドの数々。肝心のStars Hollowの奏でる音色はと言えば、キラキラしたギターとキャッチーなメロディ感、全体に帯びる悲哀感/緩急とのバランスが抜群で、Algernon CadwalladerやSnowingはもちろんのこと、Castevet、Glocca Morra、Midwest Pen Pals、Merchant Ships、Marietta、I Love Your Lifestyle、さらにはツアーに一部帯同するfallsあたりと共鳴する音で認識しています。そして彼らの音を聴いて、多くの人が想起するであろうTiny Moving Parts。Stars Hollowは、TMPに影響を感じる音でありながら、TMPよりもグッとパンク感が強く、テクニカルに "やりすぎない" キャッチーさが、彼らStars Hollowの非凡な才能で、秀でた個性だと思います。


目下最新作の2nd EP "Happy Again" は It's not that you won't be happy again, you just won't be the same as you were before" という5つの曲目全てが連続した一つの曲として構成されていて「もう幸せになれない訳じゃない、ただ過去の自分には戻れないってだけ」というメッセージも音楽性も全て含めて非常に最高、1st EP "I'm Really Not That Upset About It" はエモにボーカルの声の載せ方とバランスに激情感も感じるような雰囲気でハッピー感と陰鬱感が同居しててこれもまた最高。
冒頭にも記したように、こういった音がシーンで俄かにまた再燃し出しているのはとても興味深く、近く初のアルバムリリースを控えているので、今すぐにでも爆発的に売れてもおかしくないバンドだと自負しています。まだ20歳中盤に差し掛かったぐらいの年齢で、良い意味で蒼さが残りつつも最高の塩梅でトゥインクルエモ/ミッドウェストエモを奏でる彼らの輝きをぜひその目で体感して頂きたいと思います。今後のエモシーンを代表していく存在になっていく可能性も大いにあると踏んでいます。


Thirds (Facebook / Instagram)



フィリピンのThirdsは、マニラを拠点に活動する女性3人組のエモ/マスロックバンド。2020年にアルバムリリースを控えるアジアエモシーン最注目株の一つで、エモやマスロックを軸に綺麗な旋律を奏でつつインディロックからオルタナティブロック的な系譜も踏襲して歌メロも抜群に良いという絶妙な塩梅を兼ね備えた、シーンに突如現れた新星。言うなれば、Cayetana、Camp Copeあたりの女性グループのメロディックパンク/インディパンクな流れのバンドのアジアからの回答とも言える、その力強い音とその活動スタンス。エモやインディロック的な音を軸とするその根底のメロディ感にはパンクが強く根付き、これも前述の2バンドとも非常によく通ずる部分かと思います。

これまでリリースは少ないながらも、Facebookのファン数は2万を雄に超える人気を誇る。その秘密は、Thrice CircaやSurvive、Coheed and Cambria系統の音を出していた彼女たちの前身バンドにあり、アンダーグラウンドシーンながら10年ほどフィリピンパンクシーンを盛り立てていたことにあるとか。そんな彼女たちの背景もあって、フィリピンのみならずアジア圏のエモ/パンクシーンがThirdsに寄せる注目度は非常に高く、日本でもお馴染みのTiny Moving PartsにMae、Chinese Football、2019年6月に再来日を果たしたForestsとも共演歴あり。また、今回同時期 (2020年2月) にアジアツアーを行うTiny Moving Partsには同行程全帯同の声が掛かるも、彼女たちに特別な場所はTMPとのツアーではなく日本とのことで、その大きなオファーを蹴って日本のシーンに強く足跡を残すべくやってきてくれます。今回ツアーメイトとなるStars Hollowとも良い化学反応を出してくれると期待を寄せています。日本でも高く人気の出そうな音だけにどんなライブをしてくれるか、日本のお客さんがどんな反応をしてくれるか、バンドもブッキングサイドとしても非常に楽しみです。



Tuesday, April 16, 2019

Forests / Terrible People Japan Tour 2019

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現行エモ最高峰シンガポール産至極のトゥインクルエモ Forests 再来日決定!今やアジアのエモシーンを牽引し世界のエモシーンをも脅かす存在にまで成長したForestsが二度目の来日ツアーを敢行します。先般2019年1月のfallsとの東南アジアツアーや、2016年の来日も記憶に新しいという方もいるのではないでしょうか。ツアーには同郷シンガポールパンクシーン次鋒筆頭 Terrible People が全日程帯同します。
初日は盟友falls企画、2日目は近年の関西のメロディックシーンを牽引するFireplay企画、3日目はNothing Feels Real企画という形で3日間と短いながらアジアツアーの一環として、今後世界のパンクシーンを脅かすこと請け合いなシンガポールの2バンドの来日をぜひご刮目ください。

Nothing Feels Real presents
Forests / Terrible People Japan Tour 2019 
予約・お問い合わせ/Inquiries: nothingfeelsrealtbh@gmail.com

6/14(金) 東京 吉祥寺 Rinky Dink Studio 7スタジオ *限定30
Forests (Singapore)
Terrible People (Singapore) 
Armless Dentist (Singapore) 
falls
18:30/19:00, ¥2,000



初日は現行の日本のエモシーンを牽引する存在と言っても過言ではない、トゥインクルエモ~ミッドウエストエモに清涼感すら帯びる音を携え夥しい悲哀をメロディックに体現する東京・吉祥寺を拠点に活動するfallsによる企画。世界にエモバンドは数あれど、ここまで屈折した展開を繰り返しながらキャッチーに、しっかり根っこにパンクが息づきながらエモでメロディックでというバンドもなかなかいないと思います。ハードコアをはじめ様々なバックグラウンドを持つルーツの多様性と期待を裏切るような展開の面白さ、モダンとクラシックを共存させて彼らなりにブレンドさせたエモ/パンクの形が多くの人々を魅了し続けています。2019年初頭にForestsと東南アジア4か国をともにツアーした縁もあり、今回このツアー初日を企画して頂きます。この日はForestsのフロントマンDarellとその彼女Claire率いるアコースティックグラインドコアバンド、Armless Dentistがゲスト出演。バンド名は「腕のない歯医者」、かなりぶっとんだネーミングでぶっとんだ音楽形態ではあるもののむせび叫ぶような女性ボーカルにアコギ時々男女混声に絡み合うブラストビートという感じで完全にオリジナリティに富みすぎた最高の特異さでめちゃくちゃ刺激的です。この日は吉祥寺リンキーディンクスタジオで30人限定ライブ、1500から2000人キャパで演奏することもあるForestsをこの狭小キャパで見れるのは最初で最後かもしれません。





6/15(土) 大阪・難波 Music Bar 845
Forests (Singapore)
Terrible People (Singapore)
Fireplay *Acoustic

White Surf! 
sans visage  
18:30/19:00, ¥2,000




近年の大阪メロディックシーン筆頭なFireplayが企画するツアー2日目、唯一の関西公演。エモとパンクを踏襲したメロディックを鳴らす、おびただしいまでの渋さを備えるバンドで、90年代後期から00年代初期のUSエモと2010年代のモダンなメロディック感、さらに日本人のキャッチーなメロディセンスが絶妙に調和した、とでも形容したい、日本メロディック最高の最終兵器感。世的にはしばしば日本のSmall Brown BIkeなんて言われますが、Samiam、Knapsack、Jets to Brazilあたりの渋さにThe Menzingers、Captain, We're Sinking、The Loved Ones、The Gaslight Anthem、Iron Chic、The Flatlinersあたりのモダンで渋さ壮大さを孕みながらしっかり泥臭くてパンクで、みたいな流れを踏襲して彼らなりに昇華させた印象で、根底にパンクとエモとがしっかり息づくメロディック。ライブも音が外タレかぐらい音でかくて最高で、滾る有り余るそのエネルギーを喰らいすぎて良いもの見たなと謎の喪失感すら覚えるほど。人の心を動かす音は感情でも衝動でも出せなくはないですが、Fireplayは、ルーツあっての、屈折した過去があっての煮え切らない感情の溢れが生み出す熱量と等身大さだなと思います。この日はさらにFireplayとともに昨今関西のメロディックシーンを盛り上げるWhite Surf!が出演してくれます。日本人的な情緒を孕みながら緩急のバランス感が絶妙で、鬱屈した感情の揺れ動くさま、滲むような雑草感はFireplayに通ずるところがあるかなと思います。現行の関西メロディックを引っ張る2バンドの共演に加え、その名を世界に馳せる東京激情 sans visage の出演が決定。2016年にForestsが初来日ツアーを行った際に数か所ツアーを回った、盟友とも言える彼らが大阪公演に華を添えてくれることとなりました。2017年にはオーストラリアツアー、2019年には東南アジアツアーを敢行、今世界で最も知られた日本の現行バンドの一つ。Sed Non Satiata的なユーロ激情基盤にEngine Downな繊細さ緊張感を和の解釈といなたさで表現した感じで、バカでかい音と
場数感異常なタイトな演奏でお送りされる至高感。感情的なだけでも技術が高いだけでもなく等身大さ泥臭さあってのパンクだなと思わせてくれるバンド勢揃いな一日。




6/16(日) 東京・西荻窪FLAT
Forests (Singapore)
Terrible People (Singapore)
Racoonhead (Singapore)

Worst Party Ever (USA)
Goodbye Gangsters
Morethan
Forbear
16:30/17:00, ¥2,400/¥2,900






最終日はNothing Feels Real企画。Forestsがエモ、Terrible Peopleがメロディックというところでどちらも網羅的に、かつ刺激的なメンツにと構想、東京の激渋2ピースエモGoodbye Gangsters、レペゼン横浜・日本が誇る世界水準の至高のメロディックパンクMorethan、男女混声異常浮遊系オルタナティブパンク/シューゲイズForbear、さらにForestsギターのAdamのサイドプロジェクトJoyce Manor直系ドタバタメロディックRacoonhead、そしてそしてアメリカのインディ/エモ界隈を昨今賑わすWorst Party Everがゲスト出演という形で、全7バンド最高の布陣でお送りします。Goodbye Gangstersは1年ほど前までは3人で活動をしていた90年代スタイルなエモに等身大な日本語詞と流麗なコードワークやアルペジオを駆使し丁寧に紡ぎあげていく形だったものを、あるタイミングから突如としてギターレスの2ピースに大変貌させ、図太く強靭なグルーヴ感はより強固に、変拍子や偏屈なパートも用いながら極めてキャッチーに、時折隙間感すらもそのバンドサウンドに取り入れる器用さで、ギターがないのにどこかすごく凛としていて狂気的で時に無邪気でと、心の奥底に眠りし鬱屈感と見えない未来への滾る想いとが共存するような、そんなアンサンブルで、悍ましいポップさと絶妙なセンス感に圧倒されること請け合いです。もはやすべての音楽に捧げたい最高のバンド。Morethanは、2012年あたりに頻出したTitle Fightフォロワー的な音を今に残す、特に “Shed” 時代のTF感を彷彿とさせる音に合唱メロディック感を搭載させた、日本でも世界でもいまや類を見ないタイプの極上メロディック。その巧みな緩急の織り交ぜ方が何より最高で、しゃがれ気味の歌声と爽やかさすら覚える歌声とを使い分ける、アルバムさえ出したら世界的に名が出て行っても決しておかしくない、USメロディック感に和な趣きをちょっと肉付けしたような、どえらいタイトな演奏とあまりにキャッチーな人間性が最高。Forbearは、blue friend, Asthenia, hue, joseph eats a snail等のエモに精通し倒した精鋭たちが始めた新バンド。彼らの音を最もキャッチーに表現するならAdventures meets Pity Sex。日本のいわゆるシューゲイズなバンドと言うとどうしても轟音的で浮遊感だけ追い求めルーツが薄かったりしてしまうのですが、Forbearが魅力的なのはハードコアがバックグラウンドに血として息づいていること。しっかりとパンクでしっかりとオルタナティブでシューゲイズでという音を男女混声ボーカルで落とし込むなんて、そんなの悪いわけがありません。Racoonheadは、Forests超敏腕ギタリストAdamによる超キャッチーなドタバタメロディック。Joyce Manor、Jeff Rosenstock、Spraynardあたりをモロに彷彿させるドタバタメロディックに剥き出しの郷愁感と悲哀をこれでもかとちりばめた等身大な音で最高の極み、Forests ライクなトゥインクルなリフが随所に顔を出してくる感じもめちゃくちゃ憎い。Worst Party Everは急遽出演の決まった、今世界インディ/エモ界隈から注目を集めるバンドで、メンバーが一時東京滞在中、さらにこのライブを見に来てくれる予定だったということ諸経緯経て出演して頂く運びに。The Front Bottoms、Modern Baseball、Mom Jeansあたりをめちゃめちゃいなたくして寄り添う音に仕上げた、とでも言いたい歌心異常な超沁みるエモサウンドが最高で、USシーンでもかなり注目を集め始めているのでぜひこの機会に目撃してほしいと思います。
エモからメロディックまで粒揃いな最高峰のバンドをそろえられたかなと自負しています。ぜひこぞってください。





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Forests (Twitter / Facebook / Instagram / Bandcamp)



昨今シーン全体の流れはオルタナ/インディーロックへの傾倒して久しく、いわゆるエモリバイバル的なバンドはめっきり減ってきた印象ですが、確実に "エモリバイバルがリバイバルした" これまでの様々なジャンルの系譜を踏襲しながら完全にForestsでしか出し得ないエモを作り上げていて最高、ベタに言えばAlgernon Cadwallader/Snowing ~ Glocca Morra/MariettaあたりのUSフィラデルフィア周辺のエモリバイバル直系な音でを彼らなりのエッセンスを足し昇華させた形。何と言ってもその魅力は、"Twinkle/Midwest Emo (いわゆるキラキラしたエモ)" を基盤としながら鬼シンガロングよろしくな合唱系コーラスに超テクニカルなタッピングを至極メロディックテイストにこだわりひたすらにキャッチーに仕上げたセンスの良さ。もはやシンガポール国内で彼らの存在を知らない人はいないほど、50人程度のスタジオライブから1500から2000人規模のライブ、シンガポール政府主催のイベントまでこなし、ナードなファンからメロディック/ポップパンクなファンまで幅広くカバー、再三ですがトゥインクルエモ~テクニカルなマスロック要素を孕みながらとにかくファンなメロディック要素が盛り込まれすぎていて多幸感以外適切な言葉が見つからないほどに至高、アジアからこういうエモバンドが台頭していくさまは実に誇らしいことだと思います。





前述のように2016年にも来日歴のある彼らですが、これまで2015年にEP "Worst Beach Vacation Ever, Circa 1997" を、2016年に初となるフルレングスアルバム "Sun Eat Moon Grave Party"をリリース、そして2019年初頭に "Spending Eternity in a Japanese Convenience Store (日本のコンビニで一生を過ごす)" という日本人としては容易く見逃す訳にはいかない機微に富んだタイトルのセカンドフルアルバムを満を持してリリース。この内容が昨今のエモリバイバルムーブメントを踏襲しながらその遥か先を行くトゥインクルエモを基盤としながらメロディックパンク×マスロック×ポップパンク×激情をこれでもかと絶妙な塩梅で盛り込み、究極のキャッチーさを兼ね備えた恐ろしい傑作に仕上がっていて、もはや全エモ/パンクファンに届くべき鬼キャッチーでハッピー感溢れる音に悲しみの極みのような歌詞を載せ紡がれる楽曲の宝庫なんです。同新作アルバムは、2019年の幕開けとともにBandcampでリリース開始、同時にリードトラック "Kawaii Hawaii" のMusic Videoが公開されると、TwitterやFacebook、Instagramなどソーシャルメディアで高い注目を集め、ほどなくしてReddit (世界版/音楽版2ちゃんねるのようなもの) で "こんなにもミッドウエストエモとマスロックとを上手く混ぜ合わせ、ちょっと偏屈なポップパンク仕立てにまとめたバンドがいたか" "しかもこんなバンドがアジアから…?!" などと恐ろしいスピードで話題沸騰となりアメリカやヨーロッパなど世界へもその勢いは波及。今やその再生数は35000回、高評価は1500を数えるほどで、この春Dog Knights ProductionsからLP化されると僅か数日でファーストプレスの300枚がソールドアウトしてしまうという脅威の注目度の高さ。今後US/EUツアーなどしようものなら即世界規模に人気が跳ね上がるバンドだと思うので是非ともお見逃しなきよう現行エモ最高峰のその姿を目に焼き付けてください。




Terrible People (Twitter / Facebook / Instagram / Bandcamp)




2016年結成、昨今シンガポールパンクシーンを賑わす屈託のないメロディックが最高なパンクバンド。これまで"Smoking Man" EPリリース一枚のみですが、今ツアーに向けて2019年5月31日に初のフルアルバムをリリース。これまでIron Chic、Banner Pilot、Hot Water Music、Dillinger Four、Summer Vacation、Unfunあたりのいわゆる渋メロディック的な傾向にあったこれまでの姿からの変化著しく、Modern Baseball、Slaughter Beach, Dog、Warm Thoughts、Sorority Noise、The Front Bottoms、The Hotelier、Somos、Charmerあたりの柔さと抑揚とを巧みに使い分ける "いなたい温もり系メロディック" に大変貌。等身大で飾らないインディーパンク/エモーショナルメロディックの在り方を、儚く脆くも必死に喰らいつく雑草感を携えながら繊細に紡ぐのがTerrible Peopleの最たる魅力。上記動画で新曲多数披露しているのでご覧になってみてください。バンド名こそネタ的な名前ですが、音は本当に世界基準で、最早これ以上成長しないでくれと思うほどにちょうど良くいなたくて淡くて甘酸っぱくて、現実を嘆きながら決して後ろを向かないパンクス感が至高。彼らもこれからのアジアシーンを引いては世界のエモーショナルメロディックシーンを確実に担う存在になるはず。






Stars Hollow (US) / Thirds (PH) Japan Tour 2020

アメリカの若手トゥインクルエモ筆頭 Stars Hollow 、フィリピンからエモ/インディーロック最注目株  Thirds  2020年2月来日決定!全6日間のツアー日程のうち4日間には東京・吉祥寺を拠点に活動するエモバンド falls が帯同します。 Nothi...